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七夕祭り(たなばた まつり)

  • 執筆者の写真: takahashi-jpn
    takahashi-jpn
  • 2022年7月8日
  • 読了時間: 3分

7月7日は七夕です。七夕は、昔、中国から日本に伝わった伝説です。ひこ星と、織りひめという男女の星が、天の川をはさんで向かい合っていて、この2つの星が、1年に1度、7月7日にだけ会えるという言い伝えです。(7がつ7かは たなばたです。たなばたは、むかし、ちゅうごくからにっぽんにつたわった でんせつです。ひこぼしと、おりひめというだんじょのほしが、あまのがわをはさんで むかいあっていて、このふたつのほしが、1ねんに1ど、7がつ7かにだけ あえるといういいつたえです。)

昔あるところに、神様の娘の織ひめと、若者のひこ星がいました。織りひめは機織りの仕事を、ひこ星は牛の世話を、一生懸命していました。やがて2人は結婚しました。すると、今まで働き者だった2人は急に遊んで暮らすようになり、全く働かなくなってしまいました。怒った神様は、2人の間に天の川を作って離してしまいました。悲しみにくれた2人は泣き続けました。(むかしあるところに、かみさまのむすめのおりひめと、わかもののひこぼしがいました。おりひめは はたおりのしごとを、ひこぼしはうしのせわを、いっしょうけんめいしていました。やがてふたりはけっこんしました。すると、いままではたらきものだったふたりは きゅうにあそんでくらすようになり、まったくはたらかなくなってしまいました。おこったかみさまは、ふたりのあいだに あまのがわをつくって はなしてしまいました。かなしみにくれたふたりは なきつづけました。)


それを見た神様は、前のようにまじめに働いたら、1年に1度だけ、2人を会わせてくれると約束しました。それから2人は心を入れ替えて一生懸命働くようになったのです。そして、2人は1年に1度だけ天の川を渡って会うことができるようになり、その日が七夕になりました。(それをみたかみさまは、まえのようにまじめにはたらいたら、1ねんに1どだけ、ふたりをあわせてくれるとやくそくしました。それからふたりは こころをいれかえて いっしょうけんめいはたらくようになったのです。そして、ふたりは1ねんに1どだけ あまのがわをわたって あうことができるようになり、そのひが たなばたになりました。)


夜8時ごろ、晴れた日、周りが暗い、空気が綺麗なところで、東の空に3つの明るい星が見られます。それらの星を線で結ぶと大きな三角形ができます。これを「夏の大三角」と言います。ベガは織りひめ、アルタイルはひこ星にあたります。これらの星は7月7日ごろにいちばんよく見えることから、七夕の言い伝えが始まりました。(よる8じごろ、はれたひ、まわりがくらい、くうきがきれいなところで、ひがしのそらに3つのあかるいほしがみられます。それらのほしをせんでむすぶと おおきなさんかっけいができます。これを「なつのだいさんかく」といいます。ベガはおりひめ、アルタイルはひこぼしにあたります。これらのほしは7がつ7かごろに いちばんよくみえることから、たなばたのいいつたえがはじまりました。)


次回の教室は(じかいのきょうしつは)


 
 
 

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