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訓読みのない『菊』と日本人

  • 執筆者の写真: takahashi-jpn
    takahashi-jpn
  • 2023年10月25日
  • 読了時間: 2分

二週間ぶりのめいめい教室は大賑わい! 中国出身のOさん、日本人のSさん、Kさん、かわいいTくん含め20人で日本語の勉強、会話を楽しみました。(にしゅうかんぶりのめいめいきょうしつは おおにぎわい! ちゅうごくしゅっしんのOさん、にほんじんのSさん、Kさん、かわいいTくんふくめ20にんで にほんごのべんきょう、かいわをたのしみました。)


勉強後は「菊と日本人の関わり」から日本の国花について学びました。(べんきょうごは「きくとにほんじんのかかわり」からにほんのこっかについてまなびました。)

「菊」は、秋には、「菊花展」「菊人形」競馬の「菊花賞」などがあり、日本のパスポートの表紙にも使用され、天皇家のご紋でもあります。アメリカ文化人類学者の著書「菊と刀」では日本を象徴するものとして「菊(天皇)」を挙げています。ところが「菊」は、実は、中国からの渡来植物なのです。(「きく」は、あきには、「きっかてん」「きくにんぎょう」けいばの「きっかしょう」などがあり、にほんのパスポートのひょうしにも しようされ、てんのうけのごもんでもあります。アメリカぶんかじんるいがくしゃのちょしょ「きくとかたな」では にほんをしょうちょうするするものとして「きく(てんのう)」をあげています。ところが「きく」は、じつは、とらいしょくぶつなのです。)

そんなわけで、もともと「菊」という花を表す言葉がなかったので、植物とともに伝わってきた中国語をそのまま日本語の中に取り入れたので、訓読みがありません。けれど、「菊」は外来種でありながら「桜」と共に日本の国花なんです。(そんなわけで、もともと「きく」というはなをあらわすことばが なかったので、しょくぶつとともにつたわってきた ちゅうごくごをそのままにほんごのなかにとりいれたので、くんよみがありません。けれど、「きく」は がいらいしゅでありながら「さくら」とともににほんのこっかなんです。)



 
 
 

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