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関東大震災から100年(かんとうだいしんさいから100ねん)

  • 執筆者の写真: takahashi-jpn
    takahashi-jpn
  • 2023年8月30日
  • 読了時間: 4分

1923年9月1日、11時58分、関東大震災が発生してから、今年はちょうど100年目に当たります。震源地では箱根や丹沢などで山間部でのがけ崩れ、沿岸部での津波被害、そして、人口が集中している首都圏での火災被害など、約10万人の死者、行方不明者を出しました。未曾有の大災害のこの日は、「防災の日」と定められ、近代日本における災害対策の出発点となりました。


1923ねん9がつついたち、11じ58ふん、かんとうだいしんさいが はっせいしてから、ことしはちょうど100ねんめにあたります。しんげんちでは、はこねやたんざわなどのさんかんぶでのがけくずれ、えんがんぶでのつなみひがい、そして、じんこうがしゅうちゅうしている しゅとけんでのかさいひがいなど、やく10まんにんのししゃ・ゆくえふめいしゃをだしました。みぞうのだいさいがいのこのひは、「ぼうさいのひ」とさだめられ、きんだいにほんにおける さいがいたいさくの しゅっぱつてんになりました。


日本は地震大国です。毎年のように全国各地で震度4以上の地震により被害が出ています。2011年3月11日の東日本大震災では、2万2318人の死者・行方不明者を出しました。福島第一原子力発電所の被災によるメルトダウン事故は世界に衝撃をもたらしました。被害を抑えるため、懸命の注水作業が行われ、その冷却に使われた水を保管するための巨大タンクが次々と建設されました。12年を経て、その冷却水を海洋放出し始めたことで、国内外で議論が持ち上がっています。


にほんはじしんたいこくです。まいとしのようにぜんこくかくちで しんど4いじょうのじしんにより ひがいがでています。2011ねん3がつ11にちのひがしにほんだいしんさいでは、2まん2318にんのししゃ・ゆくえふめいしゃをだしました。ふくしまだいいちげんしりょくはつでんしょの ひさいによるメルトダウンじこは せかいにしょうげきをもたらしました。ひがいをおさえるため、けんめいのちゅうすいさぎょうがおこなわれ、そのれいきゃくにつかわれたみずを ほかんするための きょだいたんくがつぎつぎとけんせつされました。12ねんをへて、そのれいきゃくすいを かいようほうしゅつしはじめたことで、こくないがいで ぎろんがもちあがっています。

大きな災害から逃れるのは個人レベルではむずかしいことです。私自身、常に準備できてはいませんが、毎年9月になると、備蓄の賞味期限を調べたり、生活備品を余分に買ったりします。日本語ボランティアのめいめいの教室で、遠い海外から興味をもって日本にいらしている外国の方たちが、災害時に孤立したり不安になったりしないかを、いつも心配しています。地震や洪水にあったとき、自分の家だけでなく、ご近所も心配になります。日本人、外国人の区別なく、日頃からあいさつ一つでも、言葉を交わしませんか。コロナ禍で人との距離が遠くなってしまいました。また新しい気持ちで、あいさつから始めませんか。


おおきなさいがいから のがれるのは こじんレベルではむずかしいことです。わたしじしん、つねにじゅんびできてはいませんが、まいとし9がつになると、びちくのしょうみきげんをしらべたり、せいかつびひんをよぶんにかったりします。にほんごボランティアのめいめいのきょうしつで、とおいかいがいから きょうみをもって にほんにいらしているがいこくのかたたちが、さいがいじにこりつしたり ふあんになったりしないかを、いつもしんぱいしています。じしんやこうずいにあったとき、じぶんのいえだけでなく、ごきんじょもしんぱいになります。にほんじん、がいこくじんのくべつなく、ひごろから あいさつひとつでも、ことばをかわしませんか。コロナかで ひととのきょりがとおくなってしまいました。またあたらしいきもちで、あいさつからはじめませんか。


めいめいの日本語教室は、9月4日から再開します。ひと月のお休み中、どう過ごしていたのか、学習者さんたちからお話を聞くのを楽しみにしています。


めいめいのにほんごきょうしつは、9がつよっかからさいかいします。ひとつきのおやすみちゅう、どうすごしていたのか、がくしゅうしゃさんたちから おはなしをきくのを たのしみにしています。

次回の教室は、9月4日午後2時から。お待ちしています!

じかいのきょうしつは、9がつよっか ごご2じから。おまちしています!



 
 
 

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