梅雨入り前の今週ですが、関東各地で、ゲリラ豪雨が確認されています。ゲリラ豪雨というのは、比較的最近の言葉で、正式には、局地的大雨といいます。ゲリラというのは、軍事用語で、奇襲を多用する非正規部隊のこと。戦争を想起させるので不適切と、使われない時期もありましたが、年々豪雨が増えてきている今では、マスメディアでも、堂々と使われるようになりました。
つゆいりまえのこんしゅうですが、かんとうかくちで、ゲリラごううが かくにんされています。ゲリラごううというのは、ひかくてき さいきんのことばで、せいしきには、きょくちてきおおあめ、といいます。ゲリラというのは、ぐんじようごで、きしゅうをたようする ひせいきぶたいのこと。せんそうをそうきさせるので、ふてきせつと、つかわれないじきもありましたが、ねんねん ごううがふえてきているいまでは、マスメディアでも、どうどうとつかわれるようになりました。
にわか雨、夕立、通り雨、驟雨、五月雨(さみだれ)など、昔から使われている雨に関する言葉に、ゲリラ豪雨、ゲリラ雷雨もこれからは欠かせないでしょう。ちなみに、五月雨(さみだれ)は、旧暦5月に長く降る雨のことで、現代の6月ごろつまり梅雨の時期に降る長雨のことです。
にわかあめ、ゆうだち、とおりあめ、しゅうう、さみだれなど、むかしからつかわれている あめにかんすることばに、ゲリラごうう、ゲリラらいうも これからはかかせないでしょう。ちなみに、さみだれは、きゅうれき5がつに ながくふるあめのことで、げんだいの6がつごろ つまり つゆのじきにふる ながあめのことです。
雨をあらわすオノマトペは、たくさんあります。ぽつぽつ、降り始めた。パラパラ、降っている。一粒一粒が小さくて軽い気がします。そのうち、しとしと降ってきます。いつのまにか、ザーザー降りです。ごうごうと、風も強くなってきて周囲の音も聞こえなくなったら豪雨ですね。しばらくして、また勢いが弱くなってきました。地面はびしょびしょ、雨はしょぼしょぼとまだ続いています。ぴちょ、ぴちょ、と最後の雨粒を感じながら、雲の合間に太陽がきらきら見えてきました。こんなふうに、雨の勢いを オノマトペだけで表現できます。
あめをあらわす オノマトペは、たくさんあります。ぽつぽつ、ふりはじめた。パラパラ、ふっている。ひとつぶひとつぶが ちいさくて かるいきがします。そのうち、しとしと ふってきます。いつのまにか、ザーザーぶりです。ごうごうと、かぜもつよくなってきて、しゅういのおともきこえなくなったら ごううですね。しばらくして、またいきおいがよわくなってきました。じめんはびしょびしょ、あめは しょぼしょぼと まだつづいています。ぴちょ、ぴちょ、とさいごのあまつぶをかんじながら、くものあいまに たいようがきらきらみえてきました。こんなふうに、あめのいきおいを、オノマトペだけでひょうげんできます。
今週の日本語教室は、総勢29名と、にぎやかになりました。新しい学習者さん、新しいスタッフ、スタッフ希望の見学の方、しばらくぶりに復帰したキャリアあるスタッフもいて、うれしい限りです。1年ぶりにきてくださった学習者さんもいました。彼女はもうスタッフでしょうか。7月中旬から8月末まで、夏休みにはいりますが、それまで楽しく学習を続けます。
こんしゅうのにほんごきょうしつは、そうぜい29めいと、にぎやかになりました。あたらしいがくしゅうしゃさん、あたらしいスタッフ、スタッフきぼうのけんがくのかた、しばらくぶりにふっきした キャリアあるスタッフもいて、うれしいかぎりです。1ねんぶりにきてくださったがくしゅうしゃさんもいました。かのじょはもうスタッフでしょうか。7がつちゅうじゅんから8がつまつまで、なつやすみにはいりますが、それまでたのしくがくしゅうをつづけます。
次回のめいめい教室は6月10日(月曜日)2時から
HP/ブログは毎週更新しています。
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